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とうとう東寺の曼荼羅(まんだら)宝物たち 京都

投稿日:2020年11月15日 更新日:

東寺(とうじ)

空海(くうかい)弘法大師(こうぼうだいし)のお寺です。

五重塔(ごじゅうのとう)国宝


「京都」に着くと、いつもこの大きな五重塔が迎えてくれます。

4回の焼失ののち、今の五重塔は徳川家光が建てたそうです。

四方の大きな窓口から見える、心柱を中心に四方向に座っている如来(にょらい)。

金堂(こんどう)国宝


桃山時代の建築。
内部の赤い木組みには目を見張ります。

大きな薬師如来(やくしにょらい)を中心に、右手に日光菩薩(にっこうぼさつ)左手に月光菩薩(がっこうぼさつ)。

薬師如来が座ってる下の前と左右に、十二神将(じゅうにしんしょう)が配置されています。

講堂(こうどう)

大きな仏像たちが曼荼羅(まんだら)のように置かれていて壮大です。
そして、その周りをぐるっと歩き観ることができます。

宝物館(ほうもつかん)

珍しい仏像

兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)国宝

大きな曼荼羅図(まんだらず)も公開されてますが、細部まで見たいのなら双眼鏡が必要です。

十二天屛風(じゅうにてんびょうぶ)の月天(がってん)、日天(にってん)、地天(ちてん)、梵天(ぼんてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、風天(ふうてん)が公開されてました。

観智院(かんちいん)

勧学院(かんがくいん-僧侶の教育機関)です。

入ってすぐに、五大虚空蔵菩薩(ごだいこくそうぼさつ)に溜息。
シュとした顔とスタイルの菩薩が獅子(しし)、(ぞう)、(うま)、孔雀(くじゃく)、迦楼羅(かるら)の手綱(たずな)を引いて駆けまわってるような姿に感無量。

愛染明王(あいぜんみょうおう)に「いい縁に恵まれますように」と手を合わせた。

アクセス

JR「京都駅」八条口徒歩15分
近鉄「東寺駅」から徒歩10分
京都市バス「東寺東門前」から徒歩2分
京都駅  → 205系統 九条車庫前行き
四条河原町→ 207系統 九条大宮・九条車庫行き

 

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