興福寺(こうふくじ)の南に位置する元興寺
そして、元興寺にゆかりのある十輪寺の秘仏などを、じっくりと観てきた
象の頭をしたふたりの仏さま(神さま)が抱き合う不思議な像があったのもビックリしたが
少ない像といわれる、アフロヘア五劫思惟阿弥陀(ごこうしゆいあみだ)仏がここにも!
十輪院(じゅうりんいん)
石仏龕(がん)
重要文化財
弘法大師(空海)が、真ん中の石造地蔵菩薩を造ったとされる
本堂(ほんどう)
国宝
石仏龕(がん)を拝むために礼堂として建てられた
鎌倉時代の簡素な住宅様式
蛙股(かえるまた)なども当時のものとされる
歓喜天は、古代インドの象の頭をしている神ガナーシャに由来する
ガナーシャが悪さばかりしているので、観音(十一面観音)さまが、女のガナーシャの姿に変身して会いに行くと
ガナーシャは、女のガナーシャに変身した観音さまに
ひとめぼれ!
「何でもきく!きく!良い神さまにでも何にでもなる!」と、ガナーシャ
その時、抱き合ったふたりの姿が歓喜天像という
十輪院に伝わる、五劫思惟阿弥陀仏像(ごこうしゆいあみだぶつぞう)と小さな誕生釈迦仏像(たんじょうしゃかぶつぞう)などは、元興寺の法輪館(ほうりんかん)に納められています
元興寺(がんごうじ)
お堂や小さな五重塔は国宝
像も重要文化財がズラーリ
元興寺(法興寺・飛鳥寺)は蘇我馬子が創建した日本で初めての本格的寺院
飛鳥時代の瓦が、今も元興寺の屋根にのってる