仏像 神社・寺

十輪院に見たかったガナーシャ歓喜天像が(*^^)v と元興寺 奈良

投稿日:

不動明王像 十輪寺

興福寺(こうふくじ)の南に位置する元興寺

そして、元興寺にゆかりのある十輪寺の秘仏などを、じっくりと観てきた

象の頭をしたふたりの仏さま(神さま)が抱き合う不思議な像があったのもビックリしたが

少ない像といわれる、アフロヘア五劫思惟阿弥陀(ごこうしゆいあみだ)仏がここにも!

十輪院(じゅうりんいん)

石仏龕(がん)


重要文化財

弘法大師(空海)が、真ん中の石造地蔵菩薩を造ったとされる

本堂(ほんどう)

国宝

石仏龕(がん)を拝むために礼堂として建てられた

蛙股(かえるまた)

鎌倉時代の簡素な住宅様式
蛙股(かえるまた)なども当時のものとされる

 

歓喜天は、古代インドの象の頭をしている神ガナーシャに由来する

ガナーシャが悪さばかりしているので、観音(十一面観音)さまが、女のガナーシャの姿に変身して会いに行くと

ガナーシャは、女のガナーシャに変身した観音さまに

ひとめぼれ!

「何でもきく!きく!良い神さまにでも何にでもなる!」と、ガナーシャ

その時、抱き合ったふたりの姿が歓喜天像という

十輪院に伝わる、五劫思惟阿弥陀仏像(ごこうしゆいあみだぶつぞう)と小さな誕生釈迦仏像(たんじょうしゃかぶつぞう)などは、元興寺の法輪館(ほうりんかん)に納められています

五劫思惟阿弥陀仏

元興寺(がんごうじ)


お堂や小さな五重塔は国宝

像も重要文化財がズラーリ

聖徳太子立像

元興寺(法興寺・飛鳥寺)は蘇我馬子が創建した日本で初めての本格的寺院

飛鳥時代の瓦が、今も元興寺の屋根にのってる




-仏像, 神社・寺

執筆者:


コメントお願いします。

関連記事

日本のモンサンミッシェル江の島

3月半ばの早朝 青空で寒さは和らいでいたが、とても風が強く 江の島弁天橋で江の島に行くのを、ためらう老女がいた 8時半から神社が開かれ弁天様を拝観できるとは・・・ 昼の1時頃帰るとき、江の島を上がって …

悲願達成!西宮神社から廣田神社から越木岩神社へ巡る!兵庫

西宮神社(にしのみやじんじゃ) 活気あふれる「宵戎(よいえびす)」に、西宮三社巡りを決行! 阪神電車の「西宮駅の南口」を出ると皆の後を、ゆっくり「出店」を見ながら5分程歩くと西宮神社の鳥居に着く。 1 …

ちょっと鎌倉 神奈川

●銭洗弁財天 宇賀福神社(ぜにあらい べんざいてん うがふくじんじゃ) 鎌倉(かまくら)駅 西口から歩いて20分程 西口を出て正面の道をまっすぐ <佐助1>の信号交差点を右折 道なりに10分程 最後の …

ほうほう国宝だらけ法隆寺 中宮寺 奈良

秋の法隆寺、特別公開へ やっと、お会いできました。 中宮寺の美しい菩薩半跏像(ぼさつはんかぞう)。 完璧な顔立ち。 完璧なプロポーション。 夢殿(ゆめどの)の救世観音(くせかんのん)にも期待していまし …

毎年12月16日のみ!執金剛神像(しゅこんごうじん)東大寺

なにかと気ぜわしい12月の半ば 12月16日のみ拝観できる秘仏、執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう) 行こうか?行くまいか? 迷ったが起きるといい天気 行こう! 着いたのは11時頃 東大寺の正面 …