南の果て八重山諸島(やえやましょとう)西表島の上原(うえはら)に、長い間 会っていない友人を訪ねました。
西表島は遠いし、ツレはいないし、行くのを思案しましたが、冬に決意!
暖かいだろうな・・・と
友人の西表島、上原で3泊して、帰りに小浜島に寄り、竹富島で2泊しました。
初のPeach飛行機で、安く行けるだけで、南のはても近く感じます。
冬でも、飛行機に空席はありません。
あまり外国の人は見かけませんでしが、またたく間に変化するかもしれませんね。
正面ロビーから外に出て、左に50メートル程行くと、各離島行きの石垣港離島フェリーターミナル行きのバス乗り場があります。だいたい15分置きに、バスは出発するようです。
10系等、準急バスで30分程で船着き場に着き、4系等は船着き場から少し離れて到着するとか。
→ 竹富島 約10分 便数は多い
→ 小浜島 直行便 約30分
→ 西表島 大原港行き 直行便 約35分
→ 西表島 上原港行き 直行便 約40分
船会社も4つ程あるようですが、値段、フェリーは同じようです。
冬場は、上原までのフェリーは運休のため、大原からバスで1時間程かけ行きます。フェリーも満席でした。
西表島の真ん中が密林ジャングルなので、グルッと回るから時間がかかります。
バスの料金はフェリー料金に含まれていて、行き場所の住所や宿名などを、バスの運転手さんに告げたら、近い道路脇に止めてくれる。
ローカルやね
帰りのバスも、道路脇で手を振ると乗せてくれた。
ゆるされるアバウト
いいな~
友人に「冬に来ても海に入れないし、何もすることがない。」と言われたが、西表島にきた以上、ジャングル、日本のアマゾン。
西表島は日本列島に繋がっていなかったから、まれな夜行性動物、イリオモテヤマネコが生存しているらしい。
現地の人は、夜の山で目が光ることから、ヤマピカリャーなどと呼んでいたそうな。
密林ジャングルに行くと、イリオモテヤマネコに会えると思ったが、偶然会えるということは、ほとんどないようだ。
残念・・・
カンピレーの滝(カン=神・ピレー=座る)神の座・神々の交際&
マリユドゥの滝丸い淀み
遊覧船に乗る前に時間があったので、浦内川遊覧船乗り場へ降りる道に行かず、まっすぐ道を登った。
30分程歩いた先には、昭和初期の炭鉱場。
うっそうと茂る木々の奥に、建物?あとのような物がうっすら。
前には、説明の看板が設置されていた。
甘い言葉で本土各地や台湾から連れて来て、過酷な労働とマラリアで多くの人が死んだらしい。
逃げ出しても、連れ戻され拷問を受けたという。
写真を撮ろうとしたら、友人が「止めとき 何か写るよ」と
確かにドロドロ~ンとした空気が漂っていた・・・
遊覧船の乗り場で、長靴を借りることが出来る。
ぬれてもいい歩きやすい靴のほうが良いかも?
泥だらけになりますが。
マングローブの説明アナウンス付きの遊覧船に30分程乗り、トレッキングの、ふもとに到着。
「いってらっしゃい」と、迎えの船の時間を告げ、船は戻っていった。
ガイドいなくて大丈夫?と心配したが一本道で、ときおり沢が出てきたり、異常にでかい葉を持つ、でかい木にビックリしっぱなし
すごい迫力!
夏は水が少ないらしいが、冬はタップリの水がゴーゴーと音をたて流れている。
空は曇っていたが、登るのに快適な気温だった。
展望台のスペースは広く、お弁当を食べることができ、トイレもあります。
世界遺産にむけ改良しているのでしょうか?
世界遺産登録も賛否両論のようですね。
浦内川遊覧船乗り場への、無料送迎バスが、上原港と、あと何カ所かあるようです。
ピナイサーラの滝(ピナイ=あごひげ・サーラ=下がった)老人の長いあごひげ
半日コースは『ピナイサーラの滝』の滝つぼまで。
冬は、行く人も少ないようです。
カヌー乗り場には、カヌーがズラーと100以上?が並んで置いてあった。
夏は全てのカヌーが出動して、順番待ちの人もズラーと並び、海と繋がったマングローブの川がカヌーでいっぱいになり、熱中症にならないように気をつかうそうだ。
そして、カヌーの漕ぎ方の練習。
なかなか、のみこめない・・・
実践あるのみと・・・いざ出発!
トレッキングの岸まで、自分とガイドが乗ったオレンジのカヌーのみ。
ガイドは、「すごーい贅沢」と。
トレッキング中は何組かの人を見かけ、滝の上では「おー」「すごーい」「わー」感嘆の声。
滝の上からは、海に浮かぶ無人の小さな島の左右に、白い珊瑚礁の線がスーと引かれているのがくっきりと見える。
ガイドが用意してくれた、温かい「ソーキそば」は、トレッキングの後で実に美味しかった。
落ちたら確実に・・・おだぶつ
離れる時も、そのままの体制で身体をよじりながら後ろへ後ろへ・・・そして立ち上がった。
もちろん初めての体験。
困ったことは・・・
防水スマホでなかったので、写真を自分で撮れなかったこと。
トイレが、なかったこと。
結論!マングローブへは冬で正解!
都会から遊びにきた女の人が、島の男の人や、都会から移住してきた男の人と結婚することは よくあるらしいが、なかなか続かないようだ。
友人はアッパレ!
長く会っていなかった友人なので、訪れるのに気が引けましたが、もともと飾り気なく話せる友人、忘れ物を取りにいった感じです。
海を満喫するために、また訪れたいですね。