仏像 神社・寺

ほうほう国宝だらけ法隆寺 中宮寺 奈良

投稿日:2020年11月4日 更新日:

秋の法隆寺、特別公開へ

やっと、お会いできました。
中宮寺の美しい菩薩半跏像(ぼさつはんかぞう)。
完璧な顔立ち。
完璧なプロポーション。

夢殿(ゆめどの)の救世観音(くせかんのん)にも期待していましたが、中に入ることもなく、窓には網が・・・仕方ないか秘仏だから
でも、救世観音は聖徳太子等身大、きれいに金ピカ、おごそかな お顔を拝みました。

大宝蔵院(だいほうぞういん)の百済観音(くだらかんのん)は素晴らしい。
2メートルを超える、すらっとした立ち姿。
優しい顔立ち。
大宝蔵院の中心、ひと部屋に、ガラス張りと、前から右から左からと最高の八頭身を観ることができました。

雨の中、傘をさした修学旅行の子供たちがいましたが、雨だった嫌な思い出だけでなく
ぜひ百済観音さまに会いにきて欲しいです。

大宝蔵院には、国宝 夢違観音(ゆめちがいかんのん)、玉虫厨子(たまむしのずし)などもあります。

法隆寺(ほうりゅうじ)

飛鳥時代の世界最古の木造建築。

用明天皇(ようめいてんのう)が自分の病気が治るようにと、寺と仏像を造りを願われたが実現されず崩御(ほうぎょ-天皇が亡くなること)。

推古天皇(すいこてんのう)と聖徳太子(しょうとくたいし)が引継ぎ、寺と薬師如来(やくしにょらい)を造られたのが法隆寺(斑鳩寺)と伝えられてる。

 

中宮寺(ちゅうぐうじ)

聖徳太子の御母の穴穂部間人(あなほべのはしひと)が創建された尼寺。

今の中宮寺の東方500メートル程の場所にあった。

春の晴れた日に、法隆寺から北へ法輪寺 法起寺
そして、下りるように中宮寺が元々あった場所へと、ぐるり歩きました。

 

 

-仏像, 神社・寺

執筆者:


コメントお願いします。

関連記事

新緑の吉野山 奈良

仁王門の修理中に、ご開帳される金剛蔵王大権現(こんごうざおうだいごんげん)3体を観に出かけた ずいぶん前に車で来たことはあるが、今回は電車で・・・ アップダウンの吉野山はハードだった 近鉄の吉野駅から …

毎年12月16日のみ!執金剛神像(しゅこんごうじん)東大寺

なにかと気ぜわしい12月の半ば 12月16日のみ拝観できる秘仏、執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう) 行こうか?行くまいか? 迷ったが起きるといい天気 行こう! 着いたのは11時頃 東大寺の正面 …

じっくり仁和寺 初見せ五大明王壁画 京都

板に描いたまっ黒の肌、恐い顔、背中に怒りの赤い炎、近代に描いたのではないかと思う程コントラストがはっきりしている、初拝観というのをテレビで見て、ぜひ観てみたいと、平日の最初の日にでかけた。 仁和寺で思 …

しっかり!つないでDNA!出雲大社と日御碕燈台 島根

出雲大社(いずもたいしゃ) 二礼 四拍手 一礼 出雲大社は「四拍手」が正しい作法です。 二度拝礼(身体は90度) 四回手を打ち(手を少しずらすと大きな音で神様に報せることができる) 最後にまた一回拝礼 …

ぜいたくな興福寺 国宝館・北円堂・中金堂・東金堂 特別開扉 奈良

興福寺 Head Temple  KOHFUKUJI     重い病気を患った藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の回復を願った寺。 法相(ほっそう)宗の教えは「唯識(ゆいしき …