仏像 神社・寺

五劫院アフロヘアの阿弥陀さま&スイセン咲く般若寺 奈良

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素敵な仏像を二つも拝みました

東大寺の北、五劫院(ごこういん)というお寺と、さらに北へ15分程歩いて般若寺(はんにゃじ)という寺を訪れた

五劫院の本尊、五劫思惟(しゆい)の阿弥陀如来は秘仏だが、1月15日前後は、お釈迦さまの涅槃会(ねはんかい)にあわせて拝観できる

アフロヘアの阿弥陀さまは写真で見るとユニークだが実際に観ると

かわいい❣(^◇^)

涅槃図(ねはんず)も良かった

2月15日、たどり着いたときは昼を過ぎて静かだった
11時から涅槃会があったようだ

供養の会が終わってホッとしていたところだろうに、イヤな顔もしないで案内してくれた

 

五劫院(ごこういん)


小さいが清楚なお寺です

お堂の裏は墓

江戸時代に東大寺の大仏殿の再興に尽力した公慶(こうけい)が葬られているという

五劫思惟阿弥陀如来像(ごこうしゆいあみだにょらいぞう)

「すべての人を幸せにしたい」と「五劫」という永遠のような長い時間を考えつづけた法蔵(ほうぞう)という僧侶がいた

五劫思惟の阿弥陀如来像は、考えつづける法蔵(ほうぞう)が、髪の毛を切らなかった姿だという

お釈迦さまは、インド人
天然パーマを表した「螺髪(らほつ)」巻貝がいっぱいの頭

その巻貝が伸~び、頭全体が大きくなったような

アフロヘアの五劫思惟阿弥陀如来像は「アフロ仏」と言われる

開扉8月1日~17日

アクセス

電車🚋 & バス🚐

JR奈良駅 西口 🚏のりば⑪

近鉄奈良駅 西北出口 🚏のりば②

「青山住宅方面行」🚐乗車 →今在家🚏バス停下車 →五劫院

 

般若寺(はんにゃじ)


花の寺
水仙が一面に咲いていた

秋はコスモスの花が寺一面にゆらゆらと咲くらしい

台風や地震などで傷んでいる建物がある

国宝の楼門(ろうもん)も修繕の寄付金を募っている

八字文殊菩薩騎獅像(はちじもんじゅぼさつきしぞう)


智恵の菩薩さま

鎌倉時代に 慶派 運慶の孫?
大仏師の親子 康俊・康成の作

アクセス

電車🚋 & バス🚐

JR奈良駅 西口
🚏のりば ⑪青山住宅行・州見台八丁目行

近鉄奈良駅 西北出口
🚏のりば ②青山住宅行
㉑州見台八丁目行

「青山住宅行・州見台八丁目行」🚐乗車(約15分)→般若寺🚏バス停下車(徒歩約3分)→般若寺

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