おいしい洞川温泉(どろがわおんせん)
星降る天川
水流るる天川
悠久の天川
神宿る天川
癒やしの天川
洞川温泉街は、今も女人禁制、男子の修行山、大峯山のふもとにあります。
名水百選の『ごろごろ水』があるので、豆腐、吉野葛で作った和菓子、プリン、蕎麦屋などいっぱいです。
休憩したいなら、名水ならではの、美味しいコーヒー喫茶店もたくさんあります。
有名な だらすけ薬店『良薬口に苦し』一度おためしを。
ハイキングが できる山にも囲まれ、トロッコに乗って行ける鍾乳洞も2カ所あり、見所が いっぱいあるので2、3日は泊まりたくなります。
行き方
電車とバス
電車
近鉄「あべの橋駅」快速急行 1時間30分「下市口駅」
「京都駅」近鉄特急 「橿原神宮前駅」乗り換え 1時間25分 「下市口駅」
バス
奈良交通 「下市口駅」1時間30分「洞川温泉」
車
西名阪自動車道「郡山IC」→国道24号線→大和八木→JR高架を越えたら 左折 国道169号線→下市→国道309号線→奈良県道21号大峯山公園線 又は、奈良県道48号線 洞川下方向
奈良から2時間30分
バス停の近くに、洞川温泉観光案内所(℡0747-64-0820)があり、パンフレット・マップも揃っているから安心、気楽に尋ねてみてください。村営駐車場100台(普通車1時間100円)トイレもあります。
隣接して洞川温泉センター(℡0747-64-0800)があり、泊まらなくても美人湯に入れます。
入浴料金600円 タオル200円
11:00~20:00
内湯・露天風呂
26℃弱アルカリ性単純泉 神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・慢性消化器病・リューマチ・冷え症に効きます。
休みは水曜日で、付近の施設や店舗など、水曜日の休みが多いようです。
駐車場から見て、洞川温泉センターの反対の方向に歩いて行くと、温泉宿が並ぶ「行者さん通り」へ向かいます。
最初は、どちらに向かえばいいか分かりにくいので、洞川温泉観光案内所に立ち寄ってみてください。
温泉宿
旅館や民宿など約5000円から高級旅館も
大峯山洞川温泉観光案内所 ℡ 0747-64-0333
ホームページから予約できます。
食べもの と おみやげ
珈琲(コーヒー)
たくさん可愛い喫茶店があります。
蕎麦(そば) 饂飩(うどん)
『天の川そば』は、のどごしがいい。
『天の川うどん』は、吉野くずが練り込んであるので、とろみがあります。
鮎(あゆ) 天子(あまご)
串焼きアユが「おいで美味しいよ」と、言っているようで 串だから食べ歩きもできます。
蒟蒻(こんにゃく)
お刺身で食べるのが一番
お土産もいろいろ
プリン
『天川プリン』おすすめ
葛餅(くずもち)
有名な『吉野くず』で、できているから美味しいです。
ジャム
手作りジャム工房【ましこ】
梨 苺 栗などがあり、もちろんパンやヨーグルトに添えると最高です。
御欠(おかき)
厚焼きで歯ごたえがあります。
柿の葉すし
いくつか店舗があります。猪(いのしし)肉の瓶詰めそぼろ。弁当のご飯の上に、料理の際に混ぜたりと、さまざまに使えます。
豆腐(とうふ)
豆腐を買いに車で訪れている人も多いそうな。
分厚い厚揚げ豆腐は、ゴマが練り込んであり、ステーキにして、大根おろしやネギとトッピング。
蛇羅尼助(だらにすけ)
何にでも効く薬(二日酔い 下痢 胃腸)
たくさんの店舗があります。
名前の由来は、僧侶が蛇羅尼という長いお経の眠気覚ましに、口に含んでいたことから。
天子(あまご)
スモークフレーバーは、ワインのお供に。
【川魚センター】
「魚のつかみ取り」
川魚の塩焼き お造り
かりがね橋の北にあり、駐車場もあります。
予約した方がいいです。
℡0747-64-0357
観光名所
たくさんあるので2、3日は泊まりたくなります。
鍾乳洞(しょうにゅうどう)
奈良に鍾乳洞? ビックリです!可愛いトロッコに乗って洞穴に!
面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)
夏は涼しく。冬は暖か。
ゆっくり進むトロッコに乗って、鍾乳洞に行くのも楽しいですよ。
石灰岩の岩の割れ目を二酸化炭素が溶かし、しだいに大きな空洞となったのが鍾乳洞。
昭和8年に発見、5年の歳月をかけ岩屋発掘した。
℡0747-64-0352(面不動茶屋)
不定休 夏期と冬期で時間が違います。駐車場は無料で少しありますが、洞川温泉センターの駐車場に入れておく方が安心とか。
電話で確かめてから出かけたほうが安心かもしれませんね。
五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)
鍾乳石(しょうにゅうせき)や石柱、石筍(せきじゅん)が、神秘的に光り浮かびます。
昭和4年に赤井五代松扇が発見、10余年の歳月を親子5人の心血を注ぎ完成させた鍾乳洞
高さ8メートル、奥行き280メートル。
鍾乳洞には、モノレール(有料)も楽しいけれど、歩いても10分程です。
日本名水百選
ごろごろ水、泉の森、神泉洞の3つの湧き水があります。
洞川湧水群(どろがわゆうすいぐん)と呼ばれ、鍾乳洞(しょうにゅうどう)もある石灰岩の地層のため、カルシウムを含んだpH8.6の弱アルカリ性水(軟水)です。花崗岩と石灰岩の特異な地層からミネラル分を適度に含む、身体に良い おいしい水です。
ごろごろ水
ポリタンクを持って行きましょう。奈良はもちろん、大阪 京都 三重ナンバーの車も止まってました。
車で水を汲みに行くと駐車料金500円(山林管理費用)が必要です。
美味しい水でコーヒー飲んで!米炊いて!
役小角(えんのおずめ){修験道(しゅげんどう)の開祖}に仕えていた後鬼(ごき){鬼の妻}の末裔によって起こされたと伝わっている。
地下の鍾乳洞の中を流れる水の反響音が、ゴロゴロと言うことから名付けられた。
泉の森
表鬼門に当り、樹齢300年の神の木が朽ちた洞穴から湧き出ているので「神の水」として大切にされている
神泉洞
民間会社が管理しているため、立ち入ることはできないが、「大峯山の天然水」として市販されている。
大峯山龍泉寺(おおみねさんりゅうせんじ)
なで石
龍泉寺にあります。
持ち上げて軽く感じたら願いが叶う、と言われていますが重いです。
母公堂(ははこどう)
行者の母親が心配して、危険な山奥に入ってこないように「女人入山禁止の結界門」を立て「女人禁制」が始まったようだ。
母親を安心して留まれる庵を、洞川の人に建ててもらったのが「母公堂」。
行者が、母を思う優しい気持ちのお堂なのです。
いらいら するな
くよくよ するな
ぎすぎす するな
おおらかに おおらかに
の、お言葉があります。
すぐに忘れてしまいます・・・
お写経庵(しゃきょうあん) ほのぼの
一字一句 心を込め、お経を書き写す静かな時を、手軽に過ごせるのも良いですね。
村立資料館 ギャラリーほのぼの
お写経 一巻1,000円
山上ヶ岳(さんじょうがたけ)歴史博物館
昭和59年、大峯山寺本堂の解体修理のときに、発見された純金製の仏像2体と、奈良時代の数々の奉納品が展示されています。
不定休 冬期休業
℡0747-64-0099
エコミュージアムセンター
天川村や大峯修験道の行場の映像コーナー、自然観察などが展示されています。
自然を体験しながら学ぶことができるツアーもあるとか、キャンプなどに組み込むのも良いですね。
℡0747-64-0999
蟷螂(とうろう{かまきり})の岩屋 蝙蝠(こうもり)の岩屋
修行です。まっ暗、水がポタポタ、狭い 覚悟して!
「一之行場(いちのぎょうば-役行者の修行時の仮り住まい)」として開いた洞窟。
低い天井を腰を屈めて入っていく姿が、カマキリの歩く姿に似ていることから名付けられた。
「人生 頭を低くして生きるべし」という修行。
戸開け5月3日 戸閉め9月23日
洞川親水公園(どろがわしんすいこうえん)
洞川温泉センターの前にあります。お弁当を食べるのに良いと思います。
蛍(ほたる)
ほたる橋、洞川温泉センター付近の川に、7月上旬にホタルの飛び交う姿が見られるようです。
かりがね吊橋(つりばし)
龍泉寺裏の もみ林と大原山の架けられた吊り橋。
天川では一番長い120m高さ50mあり、眼下に洞川のまちなみが広がる。
天然記念物のイワツバメの越冬地があり、洞川ではイワツバメを「かりがね」と呼ぶことから、飛ぶ姿の美しさと、末永く棲んで欲しいから名付けられた。
キャンプ場
洞川キャンプ場と他に4ヶ所あり、全て川に隣接しているので、夏の川遊びに最適です。
大峯山洞川温泉観光案内所 ℡ 0747-64-0333
ホームページから予約できます。
ハイキング
御手洗渓谷(みたらいけいこく)
新緑の春
川サツキが美しい夏
紅葉の秋
山水画の冬
みたらい遊歩道(約4.6㎞)
観音峯山(かんのんみねさん)
奈良交通バス停「観音峯登山口」から2.3キロ 約90分で登ることができ、観音峰展望台からは、360°のパノラマが最高!
「観音峯登山口」の休憩所に戻り、3キロで洞川温泉に行けます。
冬は霧氷(むひょう-氷点下の霧や雲が樹枝などについてできる氷)が、美しい。
1347m
大原山(おおはらやま)
春は桜、秋は紅葉。
ゴールデンウィークに、山桜が満開。
展望台からは、洞川温泉の街並みを一望。
稲村が岳(いなむらがたけ)
山頂は二峰に分かれ、白倉山(しらくらやま)付近から眺めると稲叢(いなむら-刈り取った稲を乾燥させるために野外に積み上げたもの)に、似ているから名付けられた。
頂上に、大日如来の小さな祠があることから大日山(だいにちさん)とも喚ばれる。
初夏にはオオミネコザクラの可愛い花が咲き、コケモモ、ユキワリソウ、ハクサンオミナエシなどの高山植物を楽しめる。
1.726m片道約3時間30分
蛇の倉七尾山(じゃのくらななおさん)
大昔は大蛇がいて、人に危害を加えると入山者はいなかったようです。
余は八代龍王(はちだいりゅうおう)の
一神仏(いっしん)
晃成龍神(こうせいりゅうじん)と申す。
余のゆく所 汝が世開くの場なり
余の背を使いて道となせ
と、小角行者(おづぬぎょうじゃ)を導き できた由緒ある霊山です。
大峯山(おおみねさん)
現在でも唯一の女人禁制の山。
1,719,5m