仏像 神社・寺

とくとく金堂三尊像 公開 天野山 金剛寺 大阪

投稿日:2020年11月4日 更新日:

11月3日の祭日、大阪 河内長野駅からバスで30分近くかかる山の中だが、たくさんの人がきていた。

国宝 『大日如来坐像』と『不動明王坐像』と『三世明王坐像』の三尊の特別公開。

三体を見て最初に思うことは「でっかい!」
そして「大日如来坐像が、きれいに金でピカピカ!」

せっかく行くのだからと、もう一つの国宝『日月四季山水図屏風』にも

はれわたる 天野の宮の 金剛寺
古にし蹟(あと-あとかた)も 畏(かしこ-おそれおおい)かりけり

もう一つ「大日如来坐像光背について」と言う講座を見つけ、ひと月程前からネットで予約しておいた。
初めての試みらしいが、思ったより人が集まったと喜ばれ、いろいろと気を使われていた。

講座の内容は、曼荼羅(まんだら)から、大日如来坐像の光背(こうはい-背中の飾り)について詳しく教えてくれた。

そして、金剛寺の大日如来は宝冠(ほうかん)をかぶり、瓔珞(ようらく-ネックレス)、椀釧(わんせん-ブレスレット)などで飾っているが珍しく、東寺と金剛寺にしか観られないという。

古来より伝わる僧坊酒(そうぼうしゅ-大寺院で醸造された高品質の酒)『天野酒』
昔は甘い食べ物がないので、甘みの強い『天野酒』は信長、秀吉、家康に好まれたらしい

 

天野山 金剛寺(あまのさん こんごうじ)

奈良時代、聖武天皇が行基(ぎょうぎ)に建てさせた寺院。

平安時代末期に、父を鳥羽天皇(とばてんのう)、兄に後白河天皇(ごしらかわてんのう)をもつセレブ八条女院をバックアップに阿観上人(あかんしょうにん)が再建した。
当時、女人禁制の高野山に対抗して『女人高野』と女性がいやされる場となっていった。

摩尼院(まにいん)

30分程、書面を見ないで摩尼院について説明をしてくれる、おじさんがいた。すごい!
テレビのニュースキャスターが、1分間ほど自分の意見を言うのに、随時うつむき書面を見ながら話すのは・・・・・

南北朝時代、後白村上天皇(ごむらかみてんのう)が6年間も行宮(あんぐう-天皇が政変で一時的に使用した施設)とした。

何百人を引き連れての行宮、6年間ご飯を食べさせた金剛寺なのに、後で行き1年間お世話になった観心寺(かんしんじ)に墓があるのに金剛寺は・・・むぅ(。・_・。)

昼の2時から4時までの講座を受け、外に出ると、うっそうとした山中にある寺のせいと、11月に入ると日が短く寒々とし、早々にバスに乗り寺を後にした。

 

 

-仏像, 神社・寺

執筆者:


コメントお願いします。

関連記事

十輪院に見たかったガナーシャ歓喜天像が(*^^)v と元興寺 奈良

不動明王像 十輪寺 興福寺(こうふくじ)の南に位置する元興寺 そして、元興寺にゆかりのある十輪寺の秘仏などを、じっくりと観てきた 象の頭をしたふたりの仏さま(神さま)が抱き合う不思議な像があったのもビ …

ゆうゆうと海のごとく慈悲もつ観音菩薩 海住山寺(かいじゅうせんじ)南山城 京都

2021年の4月今年も春が早く桜は散ってしまったろうと思いながら海住山寺に向かった 木津川沿いの古寺、スマホで電車・バスの時刻を検索して計画した JR加茂駅西口12時20分発のグレーの9人乗りのコミュ …

雪舟(せっしゅう)が修行をさぼって絵を描いた 宝福寺(ほうふくじ) 岡山

宝福寺(ほうふくじ) ほのかな紅葉、さわやかな青空。 9月10月の台風や豪雨が、うそのように晴れた日。 秋の雪舟展。 吉備(きび)の国 岡山県総社市へ 岡山の大好きな友人が、話しの最後に 「・・・そう …

とうとう東寺の曼荼羅(まんだら)宝物たち 京都

東寺(とうじ) 空海(くうかい)弘法大師(こうぼうだいし)のお寺です。 五重塔(ごじゅうのとう)国宝 「京都」に着くと、いつもこの大きな五重塔が迎えてくれます。 4回の焼失ののち、今の五重塔は徳川家光 …

マンガ本の💭の元祖?空也像 六波羅蜜寺 京都

庭もほどんど見られないが、鮮やかな色彩の本堂が目を引く 本尊の十一面観音立像(じゅういちめんかんのん りゅうぞう)(国宝)がおられる金色の厨子(ずし)は閉ざされていた 辰年(たつどし)にしか拝観できな …